ヒメシダ科 THELYPTERIDACEAE | |||
オオイブキシダ Thelypteris esquirolii (H.Christ) Ching var. esquirolii | |||
イブキシダの分布域の南方にある大型のもの。琉球列島に分布し、常緑性で林縁や林内、水辺などに生育する。 | |||
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根茎は短く横走する。 | 葉身は長さ1mになる。基部へむけて幅が狭くなる。 | 羽片 | |
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葉身下部の数対の羽片は耳状となる。 | 羽片の裏側。苞膜は円腎形。 | 羽軸の基部が中軸につくところに突起状の通気孔がある。 | |
2013.03.05 石垣島 |
テツホシダ Thelypteris interrupta (Willd.) K.Iwats. | ||
夏緑性の多年性シダ植物。世界の熱帯・亜熱帯に分布し、本州南部(静岡県、島根県、福井県、紀伊半島)、四国南東部、九州および琉球列島の日当たりの良い湿地に生育する。 | ||
根茎を伸ばし、しばしば群生する。 | 葉身 | |
羽片 | 羽片の下面。裂片の側脈は基部のものが結合する。 羽軸の下面に薄い鱗片がある。 |
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2010.07.14 北大東島 |
ケホシダ Thelypteris parasitica (L.) Tardieu | ||
常緑性の中型シダ植物。本州(伊豆諸島、伊豆半島)、四国南部、九州中部にやや稀、九州南部、琉球列島、小笠原諸島、硫黄列島にごく普通にみられる。山野や路傍に生育する。 | ||
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左上:葉身は長さ30〜70cm。下部の羽片は短くならない。 葉の質は草質で柔らかい。 右上:羽片の裏側。最下小脈だけが結合して網目をつくる。 左:胞子嚢群は裂片と中肋の中間か、やや辺縁寄りにつく。 円腎形の苞膜には密に毛がある。 (写真では苞膜は不明瞭。) 2013.03.03 石垣島 |
オオコウモリシダ Thelypteris liukiuensis (H.Christ ex Matsum.) K.Iwats. | ||
常緑性で根茎は短く横走する。沖縄本島より南方に分布し、山地林下の渓流近くの崖や岩上に生育する。葉身上部の羽片の付け根には、しばしば不定芽を持つようである。 | ||
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葉は大きくなると90cmになり、羽片は1〜6対。 | 側羽片は長楕円形、先端は尾状に伸びる。 | |
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側羽片の裏側。小脈はほとんど見えない。 | 胞子嚢は側脈と側脈の間につき、円形〜楕円形。 | |
2013.03.06 石垣島 |
ヒトツバコウモリシダ Thelypteris simplex (Hook.) K.Iwats. | |||
常緑性のやや小型のシダ植物。琉球列島の低地の林内に生育する | |||
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根茎は長くはい群生する。 | 栄養葉は長楕円形、側羽片はあっても小さい。 | 栄養葉の裏側、葉脈は平行四辺形の網目をつくる。 | |
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胞子葉は披針形。 | 胞子葉の裏側 | 胞子嚢は連結した小脈につき、三日月形。 | |
2013.03.05 石垣島 |