マルバトウキ Ligusticum hultenii Fernald |
海岸に生育する多年生草本。花期は7〜8月。果期は9〜10月。 |
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高さ他:30〜100cm。全草無毛。 茎・根茎:根茎は太く、茎は直立。 葉:有柄で2回3出複葉、概形は広三角形〜円形、長さおよび幅は10〜25cm。終裂片は広菱形〜卵形、長さおよび幅は3〜5cm、鋸歯があり、表面には光沢がある。 花序:複散形花序は少数、小散形花序の柄は15〜20本、長さ2〜3.5cm 小花柄は長さ5〜8mm。 苞・小苞:苞は少数、線形で8〜10mm、小苞は少数、線形で小花柄より短い。 花:萼歯片は不明瞭で、花弁は白色。 果:果実は長楕円形で、長さ8〜11mm、分果の稜はほぼ等しく翼状に隆起する。萼歯は小さく花柱は短い。油管は多い。 分布:日本、朝鮮半島、ウスリー、サハリン、千島列島、オホーツク、カムチャッカ、アラスカ。 |
マルバトウキ分布図 分布図の内容については、新しい資料の収集等により修正することがあります。 |
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複散形花序 | 小散形花序 |
苞の様子 | 小苞の様子 |
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枝の基部の様子 | 葉は2回3出複葉 |
終裂片 | 終裂片の裏側 |
2010.07.09 様似町エンルム岬 |
参考文献
Iwatsuki,K. D.E.Boufford&H.Ohba eds.(1999) Flora of Japan Vol.Uc,
KODANSHA
Yamazaki,T. (2001) Umbelliferae in Japan U. J.Jpn.Bot.,
76(5):275-287.
北村四郎・村田源 (1986) 原色日本植物図鑑草本編U離弁花類.保育社
佐竹義輔ほか(1982) 日本の野生植物U草本離弁花類.平凡社
滝田謙譲 (2001) 北海道植物図譜
松下和江 (2008) 根室地方セリハンドブック.ニムオロ自然研究会